高すぎる配当はなぜ危ない?株初心者が知っておきたい意外な落とし穴

✍️ 本記事は特定の銘柄・投資先の購入や売却を推奨するものではありません。投資判断はすべてご自身の責任において行ってください。掲載情報に基づくいかなる損失・損害についても、当方は一切の責任を負いません。

高すぎる配当利回りに潜むリスクを解説するイメージ 高配当株の注意点
高配当=安心ではない?初心者が見落としがちな危険な兆候と対策を紹介

こんにちは。

高配当株って、配当金がたくさんもらえてお得そうに見えますよね。
でも、配当利回りが高すぎる株には注意が必要ってよく聞きませんか?

私も「利回り6%以上!?ラッキー!」と飛びつきたくなることがありますが(笑)、
実はそれが落とし穴のサインになっている場合もあるんです。

今回は、「なぜ高すぎる配当が危険なのか?」というテーマで、初心者にもわかりやすく解説していきます。


そもそも配当利回りって何?

まず簡単におさらいすると、配当利回りは以下の式で求められます。

配当利回り =(年間配当金 ÷ 株価)× 100

たとえば、ある会社の株価が1,000円で、年間配当金が50円なら、配当利回りは5%です。


なぜ「配当利回りが高すぎる」と危ないの?

理由①:株価が大きく下がっているサインかも

実は、**配当利回りが急に高くなる原因の多くは「株価の下落」**です。

例えば、配当金が変わらなくても株価が1,000円から500円に下がったら、配当利回りは5%→10%に跳ね上がります。

でもそれって、市場から「この会社、大丈夫かな?」と疑われている状態とも言えるんです。
つまり、配当の高さ=会社の良さ、ではないということ。

ただし、そうでない場合もあります。例えば昨年の暴落時には急に配当利回りが跳ね上がった銘柄が多数ありました。業績に関係なくほとんどの銘柄が暴落したので利回りが上がりました。


理由②:今後の減配リスクがある

配当金は、会社の利益から支払われます。
でももし業績が悪化して利益が減れば、配当金も減る(=減配)か、最悪の場合ゼロ(無配)になります。

実際、「高配当で有名だった会社が突然減配発表 → 株価急落」というケースはよくあります。

つまり、高すぎる配当は“今だけ”の可能性もあるということです。


理由③:配当を維持するために無理してる会社もある

中には、業績が厳しいのに無理に配当を出している会社もあります。
それは、投資家の機嫌を取るためだったり、株価維持のためだったり…。

でも、利益が足りないのに配当を出し続けていると、
いずれ資金が底をつき、減配や事業縮小に追い込まれるリスクが出てきます。

長く持つつもりなら、無理のない配当を出している健全な企業を選ぶことが大切です。

銘柄選定目安として、累進配当(るいしんはいとう)を掲げている企業を選ぶのもいいと思います。

2025年版の累進配当の資料はこちらをご覧ください

✅ 累進配当とは?【安定した配当収入を狙う戦略】

📌 累進配当の定義

累進配当とは、

「配当金を原則として減配せず、維持または増配を目指す企業の方針」のことです。

企業が業績に関係なく、配当金を着実に増やしていくことを重視する方針であり、長期保有の投資家にとって非常に安心感のある配当戦略です。


私の失敗談:高配当に飛びついて、見事に減配…

正直に言いますと、私も高配当にひかれて、ある株を買ったことがあります。

「これはお得に違いない!」と思っていたのですが、
数か月後、その会社は業績悪化で減配を発表。株価も大きく下がり、配当も利益も両方減る結果に…。しかもNISAで損益通算もできず😢

この経験から、「高配当=安心」ではないということを学びました。
今では、利回りだけでなく、企業の業績や配当の継続性も見るようにしています。


まとめ|高すぎる配当には注意

高配当株はとても魅力的ですが、「高すぎる利回り」には裏があるかもと疑う目を持つことが大切です。

  • 株価が下がっていないか?
  • 業績は安定しているか?
  • 減配のリスクは高くないか?

そんな視点を持っておくことで、配当で失敗しにくい投資ができるようになると思います。

株は焦らず、コツコツと。
これからも一緒に学んでいきましょう!

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