高配当株って何?初心者にもわかるメリットと注意点

✍️ 本記事は特定の銘柄・投資先の購入や売却を推奨するものではありません。投資判断はすべてご自身の責任において行ってください。掲載情報に基づくいかなる損失・損害についても、当方は一切の責任を負いません。

高配当株の特徴やメリット・注意点をわかりやすく伝えるイメージ 高配当株の注意点
配当金を狙うなら知っておきたい!高配当株の基本と注意点をわかりやすく解説

こんにちは。

私が株を始めてから、特に気になっているのが「高配当株」。
「配当が高い株ってお得そうだけど、実際どうなの?」と疑問に思う方も多いと思います。

今回は、高配当株の基本的な特徴やメリット、そして初心者が注意したいポイントについて、私の経験も交えてわかりやすくお伝えします。


高配当株とは?

高配当株とは、一般的に配当利回りが市場平均より高い株のことを言います。
配当利回りとは、株価に対する年間配当金の割合で、ざっくり言うと「株を持っているだけで得られるお金の割合」です。

例えば、株価が1,000円で年間配当金が50円なら、配当利回りは5%になります。

配当利回りだけでいうなら5%以上の株は結構あります。

銀行預金より利率が高く、値上がり益も得られるかもですが、逆に減配リスクや値下がりリスクもあり、元本保証はありません。


高配当株のメリット

1. 定期的に「お小遣い」がもらえる

株を持っているだけで配当金がもらえるので、まるで不労所得のような感覚です。
不労所得は私のような初心者には、とても魅力的なのです。

2. 株価の値下がりリスクをある程度カバーできる

株価が下がっても、配当金があれば損失を埋めてくれることがあります。
これは投資を長く続ける上で心強いポイントです。

3. 会社の安定性を示すサインにもなる

配当金を継続して支払える会社は、業績が好調だったり、自己資本が多かったり、比較的安定していることが多いです。
経営が安定している企業を選びやすいのも、高配当株のメリットの一つです。


高配当株の注意点

1. 配当利回りが高すぎる株には注意

極端に配当利回りが高い場合は少し注意したほうがいいかもしれません。

業績悪化で将来の配当が減るリスクがあるし、減配により投資家たちが嫌気して株価下落もあります。

2. 株価の下落リスクがある

配当だけに注目していると、株価が大きく下がってしまうこともあります。
株価の変動リスクは忘れずに、減配リスクは常に頭に入れておきましょう。

3. 配当金だけに頼りすぎないこと

配当は嬉しいですが、配当金だけで生活しようと思うと相当な資金が必要なので現実的ではありません。

例えば

🔹年利4%で毎月20万円の配当を得るには、
👉 約6,000万円の投資元本が必要です。

毎月20万円の配当金を得るにはいくら必要?【税引き後で解説】

目標: 毎月20万円の不労所得(年間240万円)を配当金で得るために必要な元本を、税引き後で計算します。

■ 前提条件

  • 月の配当目標:20万円(年間240万円
  • 配当利回り(税引き前):5%
  • 税率(所得税+住民税):20.315%

補足: 配当金には20.315%の税金がかかるため、税引き後に240万円を受け取るには、税引き前ではもっと多くの配当が必要になります。

■ 必要な税引き前の配当金額

税引き後で240万円を受け取るための計算式:

240万円 ÷ (1 – 0.20315) = 約301.2万円

→ 年間約301.2万円の税引き前配当が必要です。

■ 必要な元本(配当利回り5%の場合)

301.2万円 ÷ 0.05 = 約6,024万円

結論: 税引き後で毎月20万円の配当を得るには、
年利5%の運用で約6,024万円の投資元本が必要です。

■ 配当利回り別|必要な元本シミュレーション

配当利回り(税引き前) 必要元本(税引き後に月20万円受け取る場合)
3% 約1億 40万円
4% 約7,530万円
5% 約6,024万円
6% 約5,020万円

現実的にどう目指せばいい?
NISAや高配当ETF、J-REATなども組み入れながら、時間をかけて投資資産を積み上げていくのが現実的なアプローチです。配当債投資による複利効果も侮れません


まとめ|高配当株は初心者にも魅力的だけど、冷静な判断が大事

高配当株は、定期的な収入を期待できる投資法として初心者にも人気です。
ただし、配当利回りの高さだけに惑わされず、会社の業績や将来性もよく確認しましょう。

私もまだまだ勉強中ですが、少しずつ賢い投資家を目指したいと思います。

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