2024年から新NISA制度がスタートし、年間投資枠の拡大や制度の恒久化により、ますます投資の注目が集まっています。
「どのETF・投資信託を選べばいいの?」という疑問にお答えするため、ここでは目的別におすすめ商品をご紹介します。
1. 王道はこれ!全世界株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
全世界の株式に分散投資できるインデックスファンド。信託報酬は業界最低水準の0.05775%で、長期投資に最適。迷ったらこれ一本でOKです。 - 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
楽天VTの通称で知られ、楽天証券との相性が抜群。楽天ポイントを使って積立可能なのも魅力です。
2. 米国経済の成長を取り込みたい人に
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の代表500社に連動するインデックス。信託報酬は0.09372%と低コストで、成績も優秀。S&P500を代表する大人気ファンドです。 - SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
Vanguard社のETF「VOO」に連動し、非常に人気の高い商品。SBI証券を使うならこちらもおすすめ。 - 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
米国株式市場のほぼすべてに投資できる「VTI」に連動。S&P500よりもやや広範囲で米国経済全体に投資できます。
3. 安定志向ならバランス型
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
国内外の株式・債券・リートに均等分散。リスクを抑えながら長期で安定運用したい人におすすめです。 - たわらノーロード バランス(8資産均等型)
同じく8資産に分散された低コストバランス型。運用管理がしっかりしており、堅実な投資を目指す方に。 - ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
株式と債券を半々に近い形で投資。値動きがマイルドで、初心者でも取り組みやすいファンドです。
4. 高リターンを狙うなら新興国株式も
- 上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)
ETFタイプで、MSCIエマージング・マーケットに連動。値動きが大きい反面、長期的な成長も期待できる商品です。 - eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
投資信託タイプの新興国ファンド。信託報酬はやや高めですが、分散の観点から保有する価値あり。
目的別おすすめ早見表
目的 | おすすめ商品 |
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全世界に幅広く分散投資したい | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
米国株に集中したい | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、SBI・V・S&P500 |
安定重視・値動きを抑えたい | eMAXIS Slim バランス、たわらノーロード バランス |
成長性を重視したい | 楽天VTI、楽天・全世界株式 |
新興国に挑戦したい | 1681 ETF、eMAXIS Slim 新興国株式 |
まとめ|まずは1本からスタートしよう
NISAを活用すれば、運用益や分配金が非課税になるため、長期投資との相性が抜群です。
最初は迷ったら「eMAXIS Slim 全世界株式」など、実績とコストのバランスが良いものから始めるのがおすすめ。
自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、徐々に商品を増やしていくのが理想的です。