国内ETFは、投資初心者から上級者まで幅広く支持されている投資商品です。理由は、少額から日本株全体や特定のセクターに分散投資でき、リアルタイムで売買が可能だからです。
この記事では、日本国内で人気のあるETF銘柄をいくつか紹介し、それぞれの特徴や選ばれている理由について解説します。
1. 1321:日経225連動型上場投資信託
- 連動指数:日経平均株価(225種)
- 信託報酬:年率 0.22%(税抜)
- 特徴:日本を代表する225社に一括投資できる老舗ETF。東証ETF市場でも高い出来高を誇り、流動性も抜群。
2. 1306:TOPIX連動型上場投資信託
- 連動指数:東証株価指数(TOPIX)
- 信託報酬:年率 0.11%(税抜)
- 特徴:大型株から中小型株まで広く分散された日本株全体に投資。長期投資・インデックス投資に適しており、コストも低め。
3. 1343:東証REIT指数連動型ETF
- 連動指数:東証REIT指数
- 信託報酬:年率 0.155%(税抜)
- 特徴:日本国内の不動産投資信託(J-REIT)に分散投資できるETF。分配金利回りが高く、インカムゲイン目的の投資家に人気。
4. 2558:S&P500 ETF(国内上場)
- 連動指数:S&P500指数
- 信託報酬:年率 0.0938%(税抜)
- 特徴:米国株の代表指数に連動したETFながら、円建てで取引可能。為替リスクを避けながら米国経済に投資できる点が魅力。
5. 1496:上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジあり)
- 連動指数:FTSE米国債7-10年インデックス
- 信託報酬:年率 0.155%(税抜)
- 特徴:為替ヘッジ付きで米国の国債に投資できるETF。株式とのバランスをとったポートフォリオ構築に最適。
ETFを選ぶポイント
- 連動指数を確認:日経平均なのか、TOPIXなのか、REITなのかで投資先が変わります。
- 信託報酬を比較:長期投資では運用コストの差が積み重なります。
- 分配金の有無:インカム目的なら分配金の有無と利回りに注目。
- 流動性を確認:売買がしやすい出来高の多い銘柄が安心です。
まとめ
国内ETFは、手軽に分散投資ができ、信託報酬も低く、初心者にも扱いやすい商品です。日経平均連動型やTOPIX、J-REIT、さらには米国株や債券に連動したETFまで、日本市場には多様な選択肢があります。
自分の投資スタイルや目的に応じて、適切なETFを選ぶことで、効率的な資産形成を目指せます。まずは人気銘柄からチェックして、自分に合ったETF投資を始めてみましょう。